膝関節痛の予防には、大腿部全体の筋肉を鍛えるのが効果的です。
大腿四頭筋は、大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋という4つの筋肉から成り立っています。
太腿の前面から膝の下までついている大腿四頭筋は、膝を伸ばす時に使われる重要な筋肉で、体の中で一番強い筋肉でもあります。
ですから、普段の生活の中でも、スポーツにおいても、負担がかかりやすいため、トラブルも起こりがちな場所です。
この大腿四頭筋がしっかりしていないと、膝関節が不安定になり、軟骨が滑りやすくなって、膝関節痛の原因となります。
では、膝関節痛の予防のために、手軽にできる大腿四頭筋のストレッチをご紹介しましょう。
まず、右膝を曲げ、左膝を伸ばして、床に座ってください。
次に、体の後ろに両手をついて、腿の張りを感じるくらいまで上体を反り、そのままの姿勢を30秒から1分程度保ってください。
その後、反対側も同様に、ストレッチを行ってください。
回数は何度でも構いませんから、お風呂上りなどに行う習慣をつければ、膝関節痛の予防にはより効果的でしょう。
また、これは、膝関節痛の予防だけではなく、歩き過ぎた後や、スポーツ後の疲労回復にも役に立つストレッチです。
さらに、スポーツを始める前に、膝の怪我や、筋肉のトラブルを予防する準備体操としても有効です。
膝関節痛の予防や改善に効くストレッチを、もうひとつご紹介します。
椅子に浅く腰掛けて、太腿の間に枕かクッションを挟みこんでください。
そして、片足の膝を伸ばして5秒間上げ、その後5秒間下げてください。
このストレッチを、左右交互に毎日20回行うと、膝関節痛の予防や改善に効果があります。
膝関節痛の予防のためには、膝の動きをよくすることが肝心です。
膝の動きがよくなれば、関節の隅々まで関節液が行き届き、関節軟骨にも十分な栄養が運ばれます。
膝の関節が硬くならないように、毎日少しずつストレッチを行って、膝関節痛を予防することを心がけましょう。