股関節痛の治療

かつて、サッカーの元日本代表中田英寿選手がそうだったように、股関節痛はスポーツ選手によく見られるトラブルです。
一般の方では、股関節痛に襲われて、専門医を受診したら、「変形性股関節症」と診断されて、治療を受け始めた方が多いと聞きます。
その中の80%近くの方は、幼い時の先天性股関節脱臼が、股関節痛の原因となっているそうです。
股関節痛などの異常を感じることなく、先天的な原因を持っていることには気付かないままに、長い年月を過ごしていたわけです。
ところが、大人になって、股関節痛が現れ、いざ病院へ行ってみたら、実は、幼い時の先天性股関節脱臼が原因だったということです。

主に、女性に多く見られる「変形性股関節症」ですが、その症状は4つに大別されます。
初期、前期、進行期、末期と分類される症状によって、股関節痛の治療が異なります。

疲労や股関節への過度な負担によって、股関節痛を生じるのが初期段階です。
徐々に足を引きずったり、股関節痛が頻繁に起こるのが前期段階です。
進行期では、少しの動作でも股関節痛を引き起こすようになります。
そして、末期になると、激しい股関節痛を感じるようになります。

初期段階で治療を始めれば、薬などで、進行を遅らせることも可能です。
また、痛みがひどい時は、外出を控えて安静にするなど、日常生活での工夫も大切です。
痛みの度合いは、自分しか判らないとも言えます。
したがって、薬だけの治療に頼らず、痛みに対する、自分なりの対処法を身につけるようにしましょう。
股関節痛の程度に合わせて、自分の行動を制限することも必要な治療のひとつです。

「変形性股関節症」の末期では、人工股関節などの治療手術に頼らなければならない場合もあります。
股関節痛を感じたら、放置せずに、早めに専門医の治療を受けることが肝心です。
股関節痛は、「変形性股関節症」のように、股関節自体に原因がある場合と、そうでない場合があります。
ですから、治療を受けるのは、大きな総合病院などの整形外科が最適でしょう。


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