サッカー日本代表の中村俊輔選手が、ミュンヘン市内の病院で、グロインペイン症候群と呼ばれる左股関節痛の治療手術を受けたのは、昨年のことでした。
今年は、ベルギー戦の前に、右股関節痛による違和感があることが、報道されていましたよね。
ところで、股関節痛は、どのようなことが原因となって発症するものなのでしょうか。
股関節痛は、股関節の前後にある筋肉や靭帯などの異常が原因となることがあります。
立っていても座っていても、股関節の筋肉は、いつもストレスにさらされています。
その筋肉がバランスを崩すと、関節がだんだんと硬くなり、股関節痛が生じます。
車社会の現代では、歩くことが少なくなり、股関節痛を発症する人が多く見受けられるようになりました。
ですから、股関節痛は、生活習慣病のひとつとも言えるようです。
また、股関節を形成する骨の影響を受けて発症する場合もあります。
股関節を形成する大腿骨や寛骨が変形して、慢性的な痛みを伴う股関節痛を発症する人もいるようです。
これは、過去の外傷や運動のし過ぎで、股関節への負担が大きくなったことが原因です。
時には、リウマチなどが原因となっていることもありますから、病院で適切な検査を受けることが肝心です。
8歳〜17歳くらいの成長期に起こりやすいのが、大腿骨頭すべり症を原因とする股関節痛です。
急激な体重の増加や、過度な運動による負荷が、骨端軟骨の変形や骨折を招きます。
この場合、半数近くが、怪我の病歴があり、それが股関節痛の原因となるようです。
他には、次のような病気が股関節痛の原因となります。
骨粗鬆症、疲労骨折、脱臼、変形性股関節症、大腿骨頭の虚血壊死、滑液包炎、内転筋挫傷、外側大腿皮神経痛、股関節屈曲筋群拘縮症、関節感染など。
原因となる病気によって、治療法が異なるため、早めに専門医を受診することをお勧めします。